心ない言葉 ~苦いカウンセリング体験③~

スイスの心理セラピーは料金が一律で決まっていて、一時間150フラン(15000円)なんです。 高っ!て感じなんですが、スイスは日本よりも物価が高いので仕方ないのかな。 先生からの事前のメールに「初回は話すことがたくさんあるので延長料金はいただきません。」と書いてありました。

 

先生は、アートセラピーもやっていて、わたしにとってそれも魅力で、楽しみにしていました。

先生 「はじめの5回ほど、お話しを聞いて、それから対策を考えて、そのあとセラピーにはいっていきます。」

ん?!セラピーをやるまでに5回は来ないといけないのか?

 

とふしぎに思いつつ、住所やら保険会社ならをファームに記入し、サインのところに小さく「15分延長ごとに4500円」と書いてありました。これもスイスで決められた一律の値段だそうです。

 

それは初耳だったので、「普段は延長はこの値段なんですか?」というと、先生に、「はじめのほうは話すことがたくさんあるので、延長料金は気にしないでいいですよ」と言われました。

 

日本ではカウンセリングで「では50分になります。終了になります。」といって受付で料金を払ったのですが、スイスでは何も言われません。延びたら、延びた分だけ料金がかかり、一時間ですとか言われないんです。それで月末に、その月の請求書が郵便できて、ネットで払うという仕組みです。

 

私は「はじめのほうが話すことがたくさんあるから延長料金は気にしないでいい」、と言われたのを、終わりですと言われないために勘違いして、はじめの数回延長料金がないのか、と思っていました。

二回目2時間半、と三回目一時間半話していました。
先生たいしたアドバイスないけど、時間に寛大なところは唯一いいな、と思ってました。

 

なので三回目終わるまで気づきませんでした。
延長料金15分4500円チャージされていたことに!!

 

先生 「では今回は合計一時間半ということにしておきますね」

花  「追加料金かかるんですか?えっ、わたし勘違いしていました。」

 

先生 「そうですよ。知らなかったなら、延長なしにしといてあげましょうか」

花  「ほんとですか、ありがとうございます、すみません、ほんとにいいんですか」

 

先生 「あーやっぱり二回目も三回目も30分延長にしときましょうか。」

花  「あたしほんとに勘違いしていて、てっきり一時間の料金だと思っていたんですよ。。。」

 

先生 「いや、ちょっと考えておきます。時は金なりなんでね。これも現実なんで。

 

ここでめっちゃむかついたのが、

 

先生 「離人の人にとって、時間を一時間って、自分でちゃんと見てコントロールすることが、トレーニングになるんじゃないですか」

 


はぁ!?(=゚ω゚)

 

離人で視覚の違和感に苦しんでると訴えたけど、時間感覚がないとか、そんなこと一言もいってない!!!

離人を勝手にちゃっかり都合良く、言いまわしてませんか!?

ええー!!!

ふだん理解してないくせに、いきなり離人だしてきます!?

 

結局、
先生が一時間にする、一時間半にする、とかいってましたが、料金のことは「考えとく」と言われ、どうなったのかわかりません。

4日目のカウンセリングの最終日、料金についてはなにも言われず、わたしはもちろんピッタリ一時間で終わらせました。

 

先生の孫が海外から遊びに来るらしく(これ5回くらい言われた)、休暇でカウンセリングが二か月休みになる、花さんもドイツ語のクラスに集中しているからいいんじゃないか、と。9月の予約はいつにしますかと言われ、「9月のことはちょっとまだわからないので、またご連絡します。」と答えました。

 

 

先日ポストに請求書が届いてまして!

 

二回とも延長料金、ガッツリ一時間ずつ請求されてました!!(;´Д`)合計二時間

カウンセリング4回、うち二回一時間延長、合計9万円です!!

 

幸いながら保険が効くので、自己負担は3万です。保険代はまた高いですが。


あんな中身のないカウンセリングで、9万かと思うといらっとします。

 

 

こんな冗談も言われました。

 

先生 「今日何日でしたっけ?9?」


花  「8日ですよ」


先生 「あら、なんだかわたしまでちょっと現実感がなくなっちゃったみたい笑」

 

 

ばかにしてんのかてめぇ!!(´Д`)

 

そんな親にも友達にも言われたことのないような冗談言われました。

完全に苦笑いでした。

あの場でキレるべきだった。。