「毒になる親」
「毒になる親」という本を読みました。
Amazon.co.jp: 毒になる親 電子書籍: スーザン・フォワード, 玉置 悟: Kindleストア
実は、まだ全部は読めてません。
というのも、わたしの場合、結構ずどーんってきたんですよ。
精神的にもハァハァ言いながら読みました。
この本を読んでいて、思い当たるところがたくさんありましたよ。
本には、いろんな人(そして毒親)のケースが紹介されているのですが、わたしの家族よりヘビーです。しかしながら、
親から与えられる精神的ストレスがどうトラウマになるか、
そしてトラウマはかなり長く子供の人生に影響を及ぼすというメカニズム
は同じでした。そういう意味で面白い、人生の学びになるといえる本です。
心理学的にもかなり大事なところ。理論でなくて、実際のケーススタディだから発見も多い。
「いや、ほんとそうなんだよ」っていうところがいくつもあったからこそ、ずどーんってきた。「これわたしだわ。うちの家族ってやっぱ毒あるわ」っていう気づきがショックだったみたいです。
もうすでに親である人が読むのもいいと思う。
毒親の親って、やっぱり毒親だったりするじゃないですか。
親自身が、一被害者なんですよね。
わたしは今、結婚して実家を出て、一年になります。だから読めたっていうのがあったかな。わたしが実家にいてリアルタイムで辛い思いをしているときには、読みきれなかったかもしれない。
親と近すぎると辛くなるかもしれません。
親と毒をうまく客観的に直視できない。
もう親が毒であることを自覚しているのであれば、いい意味で精神的に
親から離れる気にさせてくれる本ではあります。
自分のトラウマにひとりで向き合うことは、すごくつらい作業です。
あなたのメンタルが一番大切だから、自分の心と相談しながら、少しずつ見つめていきましょう。焦らないで大丈夫です。
カウンセリングなど、聞いてくれる人がいたら一番いいと思います。本に出てくる人も、この著者であるアメリカ人のカウンセラーに話すことで向き合っています。
ひとりで辛くなってまで、毒親について考える必要はない。