理解してくれないカウンセラー ~苦いカウンセリング体験 ②~

予約の際には、「私は中学の頃から離人症という症状に悩んでいます。そのことについてカウンセリングを受けたいです。」とメールし、「文面を拝読し、ご事情よく理解いたしました。」と返事がきて、セッションを始めることになりました。

 

60代の明るくざっくりとした物言いをする先生で、せっかちで、どことなく自分の母と雰囲気が似てます。


私は離人という症状を中一の頃から抱えていて、母以外特に誰にも相談できていなかったということと、症状は「生きてる感じがしない」、それは視界が顕著で、その感覚の違和感に悩んでいると伝えました。


すると間髪入れずに、

先生 「それ、病院で診断されたんですか?」

 

花 「いえ、カウンセリングは受けたことが一度ありますが、病院で相談したことがないので、診断されたことはありません。しかし症状を自ら調べ、自分にぴったりなので離人症であることを確信しました。」

 

先生 「自分でそういう風にいう人結構いるんですけど、ちがったりしますからね。」

 

その後も先生はわたしが「離人」であるということをはぐらかすかのように話します。

なんでわたしの症状を理解してくれないんだろう?先生、離人のことよく知らないんじゃないかなということはすぐわかりました。

そこで自分なりに、自分の症状を代弁してくれている説明されているもの(インターネットや本の記事)を印刷し、「わたしこんな感じなんです。もしよかったら読んでください」と渡しました。

 

先生 「花さんは自分で”離人”という言葉をつけたわけだけど、離人離人、って考えないほうがいいですよ。
あの印刷してくれた紙にも書いてありましたけど、離人って、普通の人でもなる人いるんですよね?離人を感じても大丈夫な人もいるってことじゃないですか。

 

花 「いやでもこの感覚は、今までの普通の感覚とはとてもちがくてすごく不快なので、慢性的な人はつらいと思います。。」

 

ところどころで、あなたの考えすぎですよといわれてる気がしました。

 

先生、わかってくれないなぁ、離人ってマイナーだから、先生でもわからないのは仕方ないことなのかな?ともやもやもやしていました。


こんな感じで離人を理解してくれないのですが、ほかの病名をわたしに言ってくるんです。

 

ブログにも書いたように、最近ある仕事に応募しようとしたけれど自分に合ってないなとどこかで思いつつ応募した。そしたら頭痛がしてきて、次の日全身じんましんができた。っていうはなし(土曜日のはなし。 - 離人ノート)をしたら、

 

先生「そのはなし聞いて思ったけど、心身症っぽい。」

先生「花さんは精神病ではないと思います」

先生「あ、でも鬱もちょっと入ってるのかな~自分に自信がないところとか」

 

また、最後のセッションでは、わたしが何かを諦めたのか笑、こういったんです。

 

花「離人を治すというよりも、離人によるストレスや疲れとどう付き合っていったらいいか教えてもらいたいです」

 

先生「それに気づいただけでも進歩じゃないですか。離人を治したいって、強迫症ぽく言ってましたよ

 

は!?( ゚Д゚)

 

 離人を理解してくれないくせに、心身症、鬱ぽい、強迫症ぽい、となんか病名をポンポン出してきます。

私にとってじんましんができたことは本当に珍しいことで、メインの症状でも、頻繁で悩んでるわけでもないので、慢性化して困っている離人に関して、真剣に扱ってもらいたいんです。

 

わたしの離人を治したい」という切実な思いを理解してくれないのは、とてももどかしかったです。

 

 

つづきます