「触れる」という癒し
NHKの番組ためしてガッテンで、「触れられること」がストレスを軽減するという特集がやっていたらしい。検索していたら、こんなことが書いてありましたよ。
なぜ「触れる」と体に効果があるのか?その理由は痛みやストレスを感じる脳の「扁桃体(へんとうたい)」にありました。
扁桃体は痛みやストレスがかかった時に不安や恐怖を感じる場所です
慢性の痛み、認知症などの症状の悪化に深く関わっているのが扁桃体とのこと
慢性的な痛みや強いストレスがあると扁桃体はずっと興奮をし続けて「痛みなどが更に増幅」「血圧の上昇」「不眠」などが起こってしまいます
そんな時に役立つのが触れること「タッチケア」です
これを読んだとき、離人の人にも有効だろうなと思った。
扁桃体とかオキシトシンとは、初耳なんで詳しくはわからないですが、
とにかく、ストレスを感じた脳や神経は、触れられると安心して落ち着くってこと。それが科学的にも証明されているんですね。
「自分がここにいる」、「自分の体」への実感に乏しいわたしみたいな離人の人には特に、触れること、触れられることで安心できるんじゃないか。
わたしはよく、実感したくて、祖母や祖父、親戚のおばあちゃんと話しをするとき、手を触れていました。会話してなくても、ただ手をにぎる。
ただ目の前にいるだけでは、「ここにいる」「会っている」って感じがあまりしないから。
夫にも、普段からよく抱きついたりしています。そういうのが嫌いな人じゃなくてよかったなぁ。疲れたときはただいっしょにおふとんでゴロゴロ寝たり、それが一番安心するかもしれない。
もし離人を抱えるご家族やお子さん、パートナーがいらっしゃったら、
抱きしめる
体をさする
試してみてください。
さするだけなら、大げさなマッサージよりも疲れないしかんたんです。
全身でも、背中だけでも、手だけでも。
それを毎日のように繰り返してみたら、少し心や感覚に変化があるかもしれません。